設定

アプリケーションの設定を変更するには、設定メニューの中の 設定…を選択します。 すると、設定ダイアログが開かれます。

geditをデフォルトのエディタにすることができます。 デフォルトのエディタは文書を開く時や編集する時、他のアプリケーションに使用されたり するときに起動します。geditをデフォルトのエディタにするには 端末からexport EDITOR='gedit'と入力して下さい。 これでは、システムをリブートするまでの間だけ有効です。 不変的にするには、bashを使っている場合、 .bash_profile" export EDITOR='gedit'"を挿入します。 もし他のシェルを使っている場合は、変更すべきファイルを見つけて、 環境変数$EDITOR をgeditに変更して下さい。

一般

Figure 9. 一般タブが選択された設定ダイアログ

外見

内容:

  • ステータスバーを表示 — これは、メインウィンドウの 下部にステータスバーを表示するかどうかを決定するオプションです。 ステータスバーは概要説明やgeditの現在の処理を 表示します。

  • ツールバーをシステム設定に任せる — これは、ツールバーの表示をシステムにGNOME の設定に任せます。 設定の変更はコントロールパネルで行なえます。 システムの設定を変更するには、メインメニューの中の デスクトップ設定の中にある GNOME コントロールセンターを起動します。 そして、ユーザインターフェイスメニューから アプリケーションを選択します。

  • ツールバーにアイコンのみ表示 — これは、ツールバーにアイコンのみを表示します。 アイコンの下に何をするのかの説明は表示されません。 これは、コントロールセンターの振舞いを オーバーライドします。

  • ツールバーに文字ラベルを付ける — これは、アイコンの下に説明を付けます。 これも、コントロールセンターの振舞いを オーバーライドします。

エディタの動作

内容:

  • 自動字下げ — このオプションは、geditで自動字下げを有効に します。自動字下げはテキストラインを前の行と同じにします。 自動字下げは設定ファイルやスクリプト、コードなどを書いている時に特に役立ちますが、テキストの段落を書きたい時には厄介になります。

ドキュメント

Figure 10. ドキュメントタブが選択された設定ダイアログ

MDI (Multiple Document Interface)

内容:

  • Mode: — このオプションはgeditでどのように メインウィンドウを表示するかとどのように新しく 開くかを指定します。 このオプションはどのようにユーザーインターフェイスを メインウィンドウに使うかを決定します。 それには、notebook、toplevel、modal、defaultの4つがあります。

    notebook スタイルは非常に設定…ダイアログに 似ています。notebook スタイルで最も目立つものは メインウィンドウのタブです。 ハイライトされたタブが現在見ている文書です。他の開かれた文書に変更するには、 後ろ側になっているタブをクリックするだけです。 notebook スタイルでは複数の文書を同時に開くことはできず、編集中の 文書のみ見ることができます。

    toplevel スタイルはそれぞれの文書に対して新しい geditを開きます。 ウィンドウはそれぞれ重なります。 ここから自由に geditのウィンドウを動かすことが できます。これでは、1つ以上の文章を見ることができたり、同じ文書を 違うポジションで見ることができます。

    modal スタイルは文書をいくつ開いていても一つしか開きません。 Documentsメニューを使うことによって、 違う文書に変更できます。 default スタイルはmodal スタイルと同じです。 geditの以前のバージョンから変更されたものです。 このスタイルはgeditでとても平凡なスタイルです。

  • タブの位置 — このオプションはnotebook スタイルのタブの位置を指定します。

元に戻す

設定内容:

  • Set limit on undo levels to: — このオプションは何回まで操作を元に戻すことができるかを 設定します。例えば、5回に設定されていれば5回だけ元に戻すボタンを 使うことができます。もしあなたが、筆者のように多くの間違いをするようで あれば、きっと初期値の5回よりも多く設定したくなるでしょう。

    Note

    geditは 16 MB以下のメモリの少ないユーザはundo level limit分メモリに それぞれの命令を蓄えておくため16 MB以下のメモリが少ないユーザは undo level limitを低めに設定してください。 もし、50 に設定した場合は50 回分の命令をメインメモリに蓄えます。

フォント/色

Figure 11. フォント/色タブが選択された設定ダイアログ

フォント

設定内容:

  • デフォルトgeditのデフォルトで使用するフォントを指定します。

設定内容:

  • 背景色: — これはgeditメインウィンドウの背景色を選びます。

  • 文字色: — これはgeditメインウィンドウの文字色を選びます。

印刷

Figure 12. 印刷タブが選択された設定ダイアログ

印刷

設定内容:

  • Add header — これは、それぞれのページにヘッダーを追加します。 geditのバージョン0.8.0ではヘッダーを 操作することができません。

  • Enable word wrapping — このオプションはword wrapping を有効にします。 wordwrap は設定ダイアログの用紙タブで指定した 幅を越えたとき、自動的に次の行にします。ですので、明示的に 改行する必要はありません。

  • Print line numbers every: — これはファイルの行番号を印刷します。同時に何間隔で印刷するかを指定する 必要があります。デフォルトなら5行毎です。

  • Portrait — これは、portrant スタイルを使って印刷をします。 portrant スタイルは用紙の端に小さく印刷されるテキストがあります。

  • Landscape — これは、portrait スタイルを使って印刷をします。 用紙の端に大きく印刷されるテキストがあります。

Paper

Figure 13. 用紙タブが選択された設定ダイアログ

設定内容: