このモジュールで、スクリーンセーバを選択できます。 また、スクリーンセーバが起動するまでの時間や、スクリーンのパスワード保護の設定/解除ができます。
このモジュールの左上隅には、"スクリーンセーバを有効に"と 書かれたチェックボックスがあります。 このボックスをチェックするかしないかで、KDEはスクリーンセーバを起動するかどうかが決まります。 スクリーンセーバの詳細設定は、ここをチェックしないと設定できません。
このモジュールの画面の左側に沿って、利用可能なスクリーンセーバの一覧が表示されています。 ここでスクリーンセーバの名前をクリックすれば、スクリーンセーバを選択できます。 スクリーンセーバを選択すると、右側にあるプレビューモニター画面に、小さくプレビューが表示されるでしょう。
![]() | プレビューモニターはしばしば、実際のスクリーンセーバが実行されている時よりも スクリーンセーバを大きく表示します。 これは多くのスクリーンセーバにとって、ここまで小さいサイズにスケールダウンされると 細かい部分が分かりにくくなってしまうのを避ける為です。 (余計なお世話の訳註:原文の uninteligable は uninteligible のtypo と判断しました。:-P) |
各スクリーンセーバはそれぞれ独自の詳細設定を持っています。 "設定"ボタンをクリックすると、選択されている スクリーンセーバの設定用ダイアログボックスが開きます。 ここで設定を変更すると、その効果が設定用ダイアログにあるプレビューボックス に反映されます。
スクリーンセーバの詳細設定が完了したら"確認"ボタンをクリックして下さい。
このダイアログボックスで行った設定は取り消され、スクリーンセーバモジュールに戻ります。
"このプログラムについて"ボタンをクリックすると、 著作権と作者に関する情報が表示されます。
全ての設定を行ったら"テスト"ボタンをクリックしましょう。 スクリーンセーバがすぐに起動され、その設定通りに現れるでしょう。
プレビューモニターの下には、スクリーンセーバが起動する前に 無操作の状態で待つ時間を指定するスピンボックスがあります。 1から120までの分を指定できます。
その下には"パスワードが必要です"と書かれたチェックボックスがあります。 ここをチェックすると、スクリーンセーバが立ち上がった状態でキーを押したりマウスボタンを クリックしてスクリーンを戻すためにはパスワードの入力が必要になります。 ここで入力するパスワードはあなたがそのマシンにログインする時のパスワードです。 ここをチェックしないでおけば、パスワードの入力は不要です。
その下には、"パスワードを星印で表示"チェックボックス があります。 このボックスをチェックしないと、パスワードを入力するとき、 一切文字は表示されません。これがもっとも安全な方法です。 一方、ここをチェックしていると、パスワードの各文字は アスタリスク(*)で表示されます。 (訳注:KDE1.94ではこのコントロールはありません。未実装?)
右側の一番下にあるのが"優先度"と書かれたスライダーです。 もしスクリーンセーバの動きがもたもたしているように見えたら、ここで優先度を "高"の方に増やします。 これは、あなたのコンピュータに、スクリーンセーバにより一層の実行時間を割き、その他の タスクに割り当てる時間を減らすように指示します。
KDEは、他のスクリーンセーバが実行されることは妨げません。 xscreensaverのような、別のスクリーンセーバを使用するには、 KDEのスクリーンセーバを無効にして下さい。 そして、ご利用になるスクリーンセーバの標準の設定を行って下さい。
Mike McBride <mmcbride@ematic.com>