KDE Help Centerのユーザーインターフェースは2つの画面領域に分かれており、 %konq;のウィンドウに埋め込まれています。 これによりヘルプ内を見て回るには、Konqueror自身のツールバーを、 WEBサイトの参照の時と同様に使って簡単に行うことが出来ます。 更に、殆んどのドキュメントが参照を案内するツールを備えているので、 次のページ及び前のページのリンク を使って順に読んで行くことも、ハイパーリンクを辿って行くことも出来ます。 リンクによってドキュメント内の他の場所に飛べるだけでなく、他のドキュメンにも行くことが出来ます。 またツールバー上の戻る (左向きの矢印)または、 進む (右向き矢印)アイコンを使って、 今回のセッションで参照した範囲を見て回ることが出来ます。
2つの領域の内、左側にはヘルプシステムの目次が、反対側にはヘルプファイルそれ自身が表示されます。。
KDE Help Centerの目次領域は ウィンドウの左側に表示されます。 スプリッタバーを使って、2つの領域サイズを、読みやすいように変更することが出来ます。
目次領域は更に2つのタブに分かれています。 一つはKDE Help Centerが対象とする全ての項目を表示している 目次 タブです。 もう一つのタブでは、特定の情報を検索する事が出来ます。
目次は下記の標準項目を含んでいます:
ようこそKDEへ - Kデスクトップ環境への導入です。
KDEのクイックスタートガイドです。 KDEインターフェースの紹介や、KDEを使いこなす為の説明や工夫が紹介されています。
KDEユーザマニュアルは、そのインストール、設定、カスタマイズ、 使い方に至るまで、KDEを説明しています。
KDEアプリケーションのドキュメントです。 全ての KDE アプリケーションには HTML形式のドキュメントが付属しています。 このセクションは全てのKDEアプリケーションの、簡単な説明のついたリストと、 ドキュメント全文へのリンクになっています。
各アプリケーションは、デフォルトのKメニューの木構造に合わせて 表示されています。 これにより目的のアプリケーションが容易に見つかるでしょう。
UNIX の man ページは UNIX システムの伝統的なオンラインドキュメント形式です。 殆んどのプログラムにはmanページがあるはずです。 またプログラミング関数やファイル形式に関するmanページもあります。
TeXinfo ドキュメントは多くのGNUアプリケーションで採用されています。 これらには gcc (C/C++ コンパイラ)、 emacs などその他にも多くのアプリケーションがあります。
KDEについて、良くされる質問とその答えです。
KDEのWEBサイトへのリンクです。 オフィシャルKDEサイトを始め、多くの便利なサイトがあります。
KDE開発者への連絡の仕方や、KDEのメーリングリスト への参加の仕方を説明しています。
KDEプロジェクトをサポートする仕方、 KDEへの参加の仕方を説明しています。
検索にはht://Digアプリケーションが インストールされている必要があります。 検索インデックスのインストール及び設定の仕方が説明されています。 検索インデックスの設定はKDEコントロールセンター で行います。 ヘルプ->目次を選択して、このモジュールの詳細なヘルプを見ることが出来ます。
このドキュメントでは、既にこれらのインストールと設定が済んでいる事を前提としています。
ヘルプファイルの検索は、全く対話的に行います。 テキストボックスで、検索したい言葉を入力し、更にオプションを(必要があれば)指定して、 検索ボタンを押します。 結果は右側のビューア領域に表示されます。
指定可能なオプションは:
複数の検索語をどう扱うかを指定します。 かつを選択すると、 結果は、指定した語を全て含んだものだけが表示されます。 またはの場合には、指定した語のいずれか が含まれているものが結果として返されます。 そして、ブーリアンを選択すると、複合した条件を指定出来ます。
ブーリアンシンタックスでは、AND, OR 及び NOT と言った論理演算子を使って。複雑な検索式を指定できます。 例を上げましょう:
猫と犬の2つの語を 両方とも含んでいるページを検索します。 片方しか含んでいないものは結果には含まれません。
猫は含んでいるけれど、 犬は含まないページを検索します。
猫を含むページと、 犬は含むが鼻は含まない ページを検索します。 猫と鼻を含むページは 結果に含まれますが、3つの語を全て含むページは結果には含まれません。
もし思ったように検索結果が返されない時は、注意深く検索条件を調べ、 誤ってNOTにより必要な検索語を除外していたり、 括弧の付け方が誤っていたりしていないかを確認して下さい。
検索結果として返されるべき最大の件数を指定します。
対象ページへのリンクのみ(ショート)か、 簡単な要約付き(ロング)かを決めます。
結果を、スコア( どのくらい検索条件に適合しているか)順にソートするか、 タイトルの順にソートするか、 日付順にソートするかを指定します。 順番を逆にチェックボックスをチェックすると 結果のソート順を逆順にします。
検索インデックスを更新します。新規のドキュメントを組み込んだり、 データベースが不完全だったり破損していた場合などに使います。 これは多少時間がかかるかもしれません。
Manページはunixの標準のマニュアルページですが、 何年もの間、多くのOSで使われて来ました。 それらは非常に徹底していて、殆んどのlinuxコマンドとアプリケーションの情報を得るに最適の場所です。 "RTFM"と言う時、対象としているのは大抵はmanページなのです。
けれど、manページは完璧ではありません。 詳しくはありますが、余りに技術的に過ぎますし、 しばしば開発者によって、開発者の為に書かれています。 この結果、あまりユーザーフレンドリーとは言えず、 書き直されなければ一般のユーザーには理解できないようなものさえあります。 しかしながら、多くのコマンドやアプリケーションの最も充実した情報ソースであり、 また場合よっては唯一の情報ソースでもあります。
例えば、man(1)などと書かれている、この番号はなんだろうと思ったことがおありだと思います。 これは、その項目がマニュアルのどのセクションに含まれているかを示しています。 KDE Help Centerでも、この番号がmanページをそれらのセクションに分割するのに使われています。 この分類を見るだけで、探したい項目が容易に見付けられるでしょう。
Infoページも利用出来ます。 infoページはmanページを置き換えることを目論んで作られました。 アプリケーションのメンテナーによっては、最早manページは更新しなくなっています。 もし、manページとinfoページが両方ともにあるなら、infoページの内容の方が恐らくは最新 のものになっているでしょう。殆んどのアプリケーションはどちらか、あるいは両方を提供しています。 もしあなたが、ヘルプ情報を探しているアプリケーションがGNU ユーティリティの一つなら、それは、恐らくはmanページではなくinfoページの中に見つかるでしょう。
Infoドキュメントでは各ページをノードと呼び、 それらが階層的に配置されています。 全てのinfoドキュメントはTopノードを持っていて、 これが開始ページにあたります。 infoドキュメント内ではTopノードには、 Topを押して戻ることが出来ます。
Prev と Next は、現在のレベルの中で、前の/次のページに移動するのに使います。
ドキュメントの中のメニュー項目をクリックすると、 階層の1つ下のレベルに移動することになります。 Upを押すと上の階層に行くことが出来ます。
manの場合もinfoと同様に扱われます。 この場合、セクションのインデックスがTopノードになり、各manページが 下のレベルになります。 manの各項目は1つのページとなります。