Kデスクトップ環境

8.5. 実行行の中の %i と %m は何ですか?

これらはすべての KDE アプリケーションによって使われています (それらは KApplication に実装され 、すべての良い kde プログラムはコマンドラインの引数を見る前に KApplication オブジェクトを作成するので)。

KDE アプリケーションへの標準的なコマンド行はこのように見えます:

 foo .....    %i %m -caption \"%c\"

かなり混乱させますが、それは遺産である非KDEアプリケーションを できるだけスムーズに統合できる方向でデザインされています。

KFM は、上の行を実行するとき次のようにコマンドを展開します。

 foo -icon something.xpm -miniicon something_mini.xpm -caption \"The Foo\"

"The Foo" 同様にアイコンとミニアイコンの両方とも、 kdelnk ファイルで定義された属性です。 もしアイコンが定義されていないなら、単に実行名 "foo" とします。

ユーザは、メニューエディタで彼または彼女のアプリケーションに 対してこれらの属性を変更できます。 "-caption" は重要です。なぜなら、メニューアイテム "エディタ"が "kedit-0.9pl4-build47" と呼ばれるものを 起動することを容認するユーザはいないでしょう。 そのかわりに、彼は "エディタ" と呼ばれるウインドウを期待します。 さらにそれらの名前はローカライズされ、例えばドイツ語で "CD Spieler" を起動すると "CD-Spieler" というウインドウが 現われますが、英語で "CD-Player" を起動すると、 "CD-Player" というウインドウがあらわれます。