左 ボタン クリックは、アプリケーションがマウスに対応していれば、 イベントとしてアプリケーションに転送されます。 プログラムがマウスクリックに反応する時には、 Konsole はそのことを矢印カーソルで表示します。 そうでない場合は、I ビーム (バー) カーソルが表示されます。
マウス非対応のアプリケーションで 左 ボタンを押さえてドラッグすると、 テキスト範囲がマークされます。 ドラッグ中は、マークされたテキストが目で見て確認できるように反転表示されます。 ボタンが離されると、マークされたテキストはクリップボードにコピーされ、 Konsole や他のアプリケーションで後から利用することができます。
通常は、各行の終りに改行キャラクタが挿入されます。 ソースコードやあるコマンドの出力をカット アンド ペーストする場合は、これで普通うまくいきます。 一般的なテキストの場合には、行替えが重要でないことも多くあります。 テキストを文字のストリームとして扱って、他のアプリケーションにペーストした時点で自動的に整形されるようにしたい場合があります。 テキスト ストリーム モードで選択するには、Ctrl キーを押さえながら、普通に選択してください。
マーク中にテキスト領域の上端または下端に触れると、Konsole は上または下にスクロールし、 この時ヒストリ バッファのテキストが現れます。 マウスの動きを止めると、スクロールは止まります。
マウスを離すと、Konsole はクリップボードにコピーされたテキストが見えるようにマークした領域を反転したままにします。 マークした領域の表示は、クリップボードの内容が変化した時、マークした領域中のテキストが変化した時、 あるいは 左 マウス ボタンをクリックした時に、元に戻ります。
マウス対応アプリケーションでテキストをマークするには、クリックする 際に Shift キーを押さなければなりません。
真ん中 ボタンを押すと、現在クリップボードにあるテキストを張り付けます。
![]() | ボタンが2つしかないマウスを使っている場合には、 左 と 右 のボタンを同時に押して、3つボタンマウスの 中ボタンをエミュレートする必要があります。 |
右ボタンは、 オプションメニューを表示します。 Ctrl+右ボタンは ファイルメニューを表示します。 Shift+右ボタンは セッションメニューを表示します。