Kデスクトップ環境

第 1章KDebugDialog とは

実行時に診断メッセージを管理するダイアログボックスです。

どんなレベルに対しても、そのレベルに応じて診断メッセージが処理することを区別し、定義することができます。また、それぞれのデバッグ領域に関しても同様のことが行えます。

以下のようなセッティングができます。

これとは別に、"Abort on fatal errors(決定的なエラー上での中止)"のチェックボックスをチェックすることもできます。この場合、"KDEBUG_FATAL"レベル上の診断メッセージが出力されると、メッセージの出力後にアプリケーションはSIGABRTによって中断されます。

ダイアログをOKで閉じると、入力した記述は直ちに適用され、kdebugrcに保存されます。canselボタンを押すと記述は無視されて、前の記述がそのまま使われます。

kdebugdialogのオリジナルバージョンはKalle Dalheimer氏によるものです。