Kデスクトップ環境

第 5章国際化キーボード-一般設定

KDE国際化キーボードプログラム(kikbd)ではさまざまな言語のキーボードマップを選択できますので、色々な言語用のキーボードレイアウトを簡単に切替えて利用できます。 プログラムを呼び出すには、システムメニューから「国際化キーボードレイアウト」をクリックします。また、KDEデスクトップが起動した時に毎回自動で起動するように設定することもできます。 キーボードのレイアウトを切替えるには、特別に定義したスイッチ「ホットキー」の組合せを使うか、キーボードインジケータボタンをクリックします。これは、国際化キーボードプログラムが起動している時に表示されています。

一般設定画面では、キーボードマップとホットキーを設定します。

キーボードマップ:

各国語のキーボードマップの個人リストがボックスの中に表示されます。先頭のエントリがデフォルトのキーボードマップです。 国際化キーボードが起動した時に最初に使われます。国際化キーボードプログラム(またはコントロールセンターの設定モジュール)を初めて起動すると、そのときのキーボードマップが個人リストにデフォルトのエントリとしてコピーされます。(例のスクリーンショットではデフォルトのキーボードは En - US English Languageです。)

右のボタンでキーボードマップのリストを制御します。

キーボードを二つ以上使っている場合、「ホットリストを使う」ボックスをチェックしておくと大変便利です。 その場合、「ホットな」キーボード(ハイライトされている)とデフォルトの(先頭の)キーボードをスイッチキーで切替えることができます。 国際化キーボードのポップアップメニューの「ホットな」キーボードを、キーボードインジケータボタンをクリックして変更することができます。

スイッチとAltスイッチ:

このセクションでは国際化キーボードで使う「ホットキー」の組合せをスイッチキーとAltスイッチキーについて決めることができます。

左側のボックスがスイッチキー用のキーの組合せです。

右側のボックスはAlternateスイッチキーとして設定されているキーです。このキーは二番目のShiftキーのようなもので、キーボードマップで定義されているAlternate文字を入力するのに使います。

両方ともにプルダウンメニューがあり、色々な選択肢の中から選べるようになっています。

例のスクリーンショットでは、右Ctrl右Shiftを同時に押すことで(選択したスイッチキーの組合せです)キーボードを変更することができます。 そして、現在の各国語キーボードにおいて定義されているAlternate文字は右Altキー(選択しているAltスイッチキー)を押しながら打ちます。

オプション:

設定可能なその他のオプションについてです。