メールリーダー・ウインドウは、Kmailを起動したときに現れるウインドウです。 この メールリーダー・ウインドウは、3つの領域に仕切られています。
ここには、メッセージフォルダのリストが表示されます(他のEメールプログラムでは、 メッセージフォルダをメールボックスと呼んでいます。)。 フォルダを選択するには、単に、そのフォルダをクリックすればOKです。 そうすると、そのフォルダに含まれているメッセージが、ヘッダ表示領域に表示されます。 また、ステータスバーには、選択されたフォルダ内の未読メッセージ数やメッセージ総数が表示されます。 フォルダは、「短いフォルダリスト」及び「長いフォルダリスト」のいずれでも表示させることができます。 「短いフォルダリスト」では、フォルダリストの表示のために、 画面の左側の狭い部分だけしか使用しません。 これに対して、「長いフォルダリスト」だと、画面の左側全体がフォルダリストの表示に用いられることになりますが、 その代わり、より多くのメールボックスを見ることができます。なお、フォルダについての詳細は、 メッセージフォルダ を参照してください。
訳注: フォルダを「長いフォルダリスト」で表示するためには、 「ファイル」 | 「設定」 を選択し、「概観」タブをクリックして、 「配置」セクションで「長いフォルダリスト」にチェックをいれます。
ここには、現在選択されているフォルダ内のメッセージのヘッダ情報 (メッセージのフラグの状態(F)、送信者(Sender)、件名(Subject)、 及びメッセージが送信された日付が示されます。いずれかのヘッダ情報をクリックすると、 それに応じたメッセージが選択され、その内容がメッセージ表示領域に表示されます。 また、あるメッセージをクリックし、SHIFTキーを押したまま別のメッセージをクリックすると、 一連のメッセージを選択することもできます。 この場合、クリックした2つのメッセージとその間に挟まれた全てのメッセージが選択されることになります。 ソートしたい項目をクリックするすることにより、メッセージをソートすることもできます。
ここには、現在選択されているメッセージのヘッダ及び本文が表示されます。 添付ファイルは、メッセージの一番下に、そのファイルのMIMEタイプに応じたアイコンとして表示されます。 PageUpキーやPageDownキーを使って、 メッセージをページ毎にスクロールすることもできますし、上下のカーソルキーを使って、 一行毎にスクロールすることもできます。また、以下のショートカットキーを使うことで、 マウスを使わずにメッセージをスキップすることもできます。
N または 左矢印キー - 次のメッセージ
P または 右矢印キー - 前のメッセージ
+ - 次の未読メッセージ
- - 前の未読メッセージ
メッセージには、いくつかの状態フラグを設定することができます。この状態フラグは、 「メッセージ」 | 「フラグ設定」 で変えることができます。 状態フラグの内容は、次の通りです。
新規作成:(赤い点, 赤色のメッセージ) 初めて受信したメッセージであり、未読のものです。
未読: (緑の点, 青色のメッセージ) そのメッセージは、過去に、少なくとも一度はサーバから削除されたことがあるものですが、未だ読まれていないものです。
既読: (ダッシュ(-))既に読まれたメッセージです。
返信済: (青色のUターン矢印) 既に返信の作成されたメッセージです。
送信待ち: (封筒) そのメッセージは、 outbox 内に置かれ、後に送信されます。
送信済: (傾いた封筒) 既に送信されたメッセージです。