Kデスクトップ環境

第 3章Caitooを使った作業

3.1. 転送処理の開始

3.1.1. ドラッグ&ドロップ

URLをKDEアプリケーション(kfmやkmailなど)あるいはNetscapeから Caitoo のメインウィンドウあるいはドッキングしたウィンドウにドラッグすることができます。その後、保存場所のディレクトリとファイル名を選択します。

3.1.2. マニュアルで転送ファイルを開く方法

転送ファイルは、メニューから開くこともできるし、キーボードのショートカット( Ctrl-o または Ctrl-v)で開くこともできます。 KDEのドラッグ&ドロッププロトコルをサポートしていないWWWブラウザを使っている場合は、Ctrl-vがとりわけ便利です。 URlをクリップボードにコピーして、CaitooでCtrl-v を使います(あるいは、ツールバーのPaste transfer )ボタンを押す方法も可)。 するとCaitooによって、ペーストされたURLの表示されたダイアログが開かれて、編集できるようになります。

3.1.3. 起動時または実行時に URLを渡す方法

URL は引数として起動時に Caitoo に渡すことができます。
 > caitoo some_url

このアプローチはCaitoo がすでに稼働中の場合も有効です。Caitooのコピー機能を起動するかわりに、新しい転送ファイルとして引数(URL)が追加されます。

ディストリビューションには、caitooclientという小さなシェルスクリプトが付属しています。このスクリプトは、もっぱら、その引数を使ってCaitooを起動し、標準のエラーや出力を/dev/nullにリディレクトすることを任務としています。 このスクリプトは外部プログラムから Caitoo を呼び出す場合に便利かも知れません。