Kデスクトップ環境

5.5. ブロック デバイス

このモジュールは、利用可能なファイルデバイスと、その他デバイスに関する情報を表示します。 またここで、マウントポイントの設定や、マウント/アンマウントができます。

このモジュールは3つのタブに分かれています: ディスクフリー(KDiskFree), 一般設定, マウントコマンド(mount),

5.5.1. ディスクフリー(KDiskFree) タブ

通常、以下の諸情報がこのタブに表示されます:

各列のヘッダー部分でマウスボタンクリックをすると、 該当する変数でデバイスをソートします。 もう位置とクリックするとソート順が逆点します。

各行の上でのマウスボタンクリックすると、 ポップアップメニューが開きます。 もしそのデバイスが現在マウントされていない場合には、 "デバイスをマウント"という項目が現れます。 逆にそのデバイスが現在マウントされている場合は、 "デバイスをアンマウント"という項目が現れます。 "ファイルマネージャを開く"を選択すると、 新しいウィンドウが開き、そのデバイス上のファイルがグラフィカルに表示されます。

5.5.2. 一般設定

このタブでは、ディスクフリータブで表示されるべき項目と表示されない項目を設定できます。

表示/非表示を切替えるには、列の下の表示/非表示のラベルをクリックするだけです。

このボックスの下には幾つかの設定があります。

更新頻度

スライダーを使って、(秒単位で)このモジュールの更新の時間間隔を指定します。 指定できるのは0から180秒までです。 0に設定すると、更新されなくなります。

ファイルマネージャ

マウスポイント毎にテキストボックスにコマンドを入力して、 デフォルトのファイルマネージャを変更できます。 テキストボックス脇には例が表示されています。 例は、konsoleウィンドウを開き、そこでmcを実行する、 というものです。

マウント時にファイルマネージャを開く

このオプションが選択されていると、デバイスがマウントされる度に、 上記のファイルマネージャコマンドが、自動的に実行されます。

ディスク容量が限界のときウインドウを出す

ラベルにある通り、そのデバイスがスペースを使い切りそうになると、 警告ウィンドウが開くようになります。 この機能は無効に設定することもできます。

5.5.3. マウントコマンド

このタブは、アイコンと、マウントコマンド(mount)、マウント解除コマンド(unmount)を調整するのに使います。

画面の上にあるリストボックスは全てのデバイスの、アイコン、 マウントポイント、マウントコマンド(mount)、マウント解除コマンド(unmount)が表示されます。

設定を変更するには、まずデバイスをクリックして選択します。 画面の下部にテキストボックスが幾つか現れ、そのデバイスの現在の設定が表示されています。

重要項目

このマニュアルの執筆時点では、変更は一時的なものでしかありません。

5.5.4. 著者

このセクションは Jonathan Singer が書いたkdfのドキュメントを修正したものです。

KDE2.0への修正は、Mike McBride によって行われました。