Killustratorにはオブジェクトの配置を支援する数通りのやり方が用意されています。
グリッドは正確に描画ができるように助けてくれる補助機能です。グリッドの振舞いは3つの機能により制御することができます(括弧内は機能にアクセスするのに用いるメニュー入力項目を示しています)。
Show Grid (View -> Show Grid)。図の中にグリッドを表示します。
Align to Grid (Layout -> Align to Grid)。オブジェクトがグリッドに合わせてすばやく移動します。
Grid setup (Layout -> Grid)。グリッドを設定します。
ヘルプ線は正確な描画が要求される場合に、グリッドを扱うためのメカニズムとなります。ヘルプ線には、ヘルプ線とヘルプ線の間隔を変えることができるという利点があります。ヘルプ線の使い方は、グリッドと同じです。
注記:本書を執筆している時点では、「整列」のすべての機能はまだ実現していませんでしたが、近いうちに新しい機能が追加されると思います。
整列させるテキストを選択します。
「Arrange」メニューから「Text along Path」を選択します。
パスとして使用するオブジェクトを、左マウスボタンでクリックします(取り消す場合は右マウスボタンをクリックします)。
下記のオブジェクトはパスとして利用できます。
個々のオブジェクトをまとめて一つにすることができます。この機能は、個々のオブジェクトをまとめて複雑な図を作り、複合オブジェクトを1つのオブジェクトとして扱いたい場合に便利です。オブジェクトをまとめる操作ステップを下記に示します。
まとめるオブジェクトを選択します。選択ツールを使用し、続いてSHIFTキーを押しながらオブジェクトを選択するか、そのいずれかの操作を行って、選択ボックス内で複数のオブジェクトを囲むと、これらのオブジェクトを選択することができます。
「Arrange」メニューから「Group」を選択します。