The K Desktop Environment

4.5. スペル

スペルチェッカはユーザがスペル間違いを見付け訂正するのを助けるプログラムです。 設定ダイアログのこのセクションは、スペルチェッカの基本的な設定を調整するものです。

Create root/affix combinations not in dictionary

このオプションでは、スペルチェッカは、語幹と接頭辞、接尾辞の組合せを、 例えその組合せが辞書に登録されていない語だとしても'正しい'ものと判断するようにします。 (訳注:残念ながら、このオプションの見出しは翻訳用のメッセージファイルに入っていない文字列の為、 日本語環境でも英文のまま表示されてしまっています。- KDE2.0リリース時)

Consider run-together words as spelling errors

ここを選択すると、スペルチェッカは、正しい語が複数繋がったものを'スペル誤り'とします。 すなわち、語を分けるスペースが無いからです。

辞書:

ユーザのインストールによっては、複数の言語のスペル辞書が使用可能です。 このドロップダウンボックスでは、スペルチェッカが、どの言語の辞書を使用するかを指定します。

エンコーディング:

文字や記号を表すのに異るコードを用いるコード系が存在します。 使用しているコード系を知っているなら、このドロップダウンボックスで、 スペルチェッカが正しく機能するよう、コード系を選択できます。

クライアント:

KWrite は独自のスペルチェッカを内蔵している訳ではないので、 外部のプログラムが指定される必要があります。 ここで、使用するスペルチェックプログラムを指定して下さい。