Kデスクトップ環境

第 3章Kfinger のセットアップ

Kfinger セットアップウィンドウ

kfinger のセットアップのタブには次のようなものがあります:

ユーザー & サーバー リスト

サーバーリスト(または ユーザーリスト)に項目を追加するには、追加したい名前をライン・エディタで入力し、「追加」ボタンを押します。 特定の位置に項目を挿入したい場合は、リスト上の目的の位置をマウスの左ボタンで押すことで位置を選択しなければなりません。 項目を取り除くには、マウスの左ボタンでその項目を選択し、「削除」を押します。

Finger の待ち

これは、オートfingerを起動(停止)するためのチェックボックスです(Kfingerはnnn秒ごとにfingerを実行します)。 スライダーを使って、fingerセッション間の待ち時間を選択できます。

トークランチャの設定

talkランチャーを使用すれば、誰がサーバにログオンしているかがわかるだけでなく、 Talk Launcherボタンを押してユーザを選択することで、ユーザと話すこともできます。 Kfingerは "Ktalk User@Server" を実行します。

ユーザとサーバの値を得るために、Ktalk は次の 3つの手段を用います:

  • finger 出力から Scanf する方法 output (FINGER OUTPUT)

  • ツールバー・コンボボックスと同じ値を使う方法(FINGER SERVER or USER)

  • 固定値を使う方法(FIXED)

Finger 出力

Kfinger が finger 出力から値を得る方法を選択するには、「フォーマット」 を押す必要があります。 Kfingerは、C言語の関数である scanf を使って、finger 出力から2つの変数を読み取れます。 2つの変数は、変数1が文字列で、変数2が整数となっています。 scanf 用にフォーマット文字列を指定し、読み取り文字列用にオフセット(読み取りを始める前に無視する文字数)を指定しなければなりません。 その後、出力用にフォーマット文字列を作成する必要があります。

例:

kfinger からの出力として次のような画面が表示されているときに、 ユーザ名が "root" でサーバが "portNNN-ISDN.InterService.com" の talkLauncher リストを得たいとします :
 Name           tty      idle
 Jack01           1        10
 Mary             3         0
 robert           4         0

望むような出力を得るために、次のようにな値を設定します:

  • スキップする行数: 1

  • ユーザー: Fixed to "root" に固定

  • サーバー: 次のような設定情報を持っ出力:

のプログラムは、広く役立てられることを希望して配布されているものですが、保証はありません。市販性あるいは特定の目的に対する適合性についての、黙示的保証も含めて何らの保証もされていません。 詳細は、GNU General Public License を参照してください。

GNU General Public License は、このプログラムに付属して配布されているはずです。付属していない場合は、Free Software Foundation, Inc., 675 Mass Ave, Cambridge, MA 02139, USAにご連絡ください。

日本語翻訳:レーザーファイブ