Kデスクトップ環境

4.4. 「メール作成」タブ

言いまわし」セクションでは、返信メッセージや転送メッセージ、及び引 用したテキストに対して、自動的に生成された記述を加えることを規定するこ とができます。また、このセクションでは、何らかの値を挿入するために、 %〜で示される特殊文字を用いることができます。 これら特殊文字の内容は、「言いまわし」セクションの上の方に示さ れています。すなわち、 %D は、日付を挿入するためのものであり、 %S は、件名を挿入するためのものであり、 %F は、送信者を挿入するためのものであり、 %% は、 %という文字を挿入するためのものです。 「返信時の刻み文字:」 の欄には、 引用テキストであることを示す文字を記します。

訳注: 実際のメール作成タブにおいては、"%D=日時"となっていますが、 %Dによっては日付のみが挿入され、時間は挿入されません。

外観」セクションでは、 送信メッセージについてのさまざまなオプションをコントロールすることができます。 「シグネチャを自動的に追加」や 「自動的にPGPを使って署名」では、 デフォルトで全ての送信メッセージに対して自動的にシグネチャを記入したり、 PGPシグネチャを記入したりするかどうかを切替えることができます。 「1行の折返し文字数(英文)」 では、 「メール作成ウインドウ」 内でのワードラップをオンにするかオフにするか切替えることができ、また、何文字で折り返すかを指定することができます。

メールの送信設定」セクションでは、どのようにして、いつ、メッセー ジを送信するかについて設定することができます。

送信の仕方」では、いつメッセージが送信されるようにするかを規定することができます。 もし、「直ちに送信」が選択されていれば、 メッセージはすぐに送信されることになりますが、 「後で送信」が選択されていれば、メッセージは、 outbox内に置かれ送信待ちとなり、 「ファイル」 | 「送信待ちメールを送信」が選択され送信されるか、 「その他」タブでの設定に従ってメールチェック時に自動的に送信されることとなります。

送信メッセージ」では、 送信メッセージのエンコーディング方法について選択することができます。 「8-bitに従う」を選択すると、Kmailは、 あなたのメッセージを 8-bit ASCII で送信します。この場合、 アクセント文字などの全ての特殊文字がそのまま送信されることになります。 「MIME 対応(Quoted Printable)」が選択されていれば、 特殊文字は標準のMIMEエンコーディングによりエンコードされます。 このエンコーディングの方が、8-bit ASCIIよりも、他のメールシステムにとっては良いかも知れません。