KDEはユーザのニーズを目標としていますが、明らかに、開発者にも最良のツールを与える方がこの目標を容易に達成できるでしょう。KDEのコードは現在のコンピュータ時代の最良の開発技術から多くのものを得ています。
UNIX や X11 上でのアプリケーション作成はひどく面倒で、骨の折れる作業でした。 KDE はコンピュータプラットホームが、 つまり特定のプラットホームのユーザのみ入手可能な第一級のアプリケーションであるという事実を認識しています。
KDEはDCOP及びKpartsに於いて新しい技術をもたらしました。 これはコンポーネントドキュメントモデル及びテクノロジーを提供するものです。 全てのKDEライブラリとプログラミングインターフェースと共に、DCOP/KPartsは、Microsoftの MFC/COM/ActiveXテクノロジー等の同様の技術と真向から競合するようになりました。 KDEのアプリケーションインターフェース(API)のハイレベルな再定義と卓越した品質によって、開発者は独創的で興味深い問題に専念することが可能となり、車輪の最発明のような無駄な作業は不要となりました。
このような環境に対する認識で、KDEプロジェクトはテクノロジー面での最新技術を取り込みつつ、 Microsoft 社の MFC/COM/ActiveX のような有名な開発技術と競えるまでに至ってます。 そして、高質の総合ドキュメントアプリケーションの土台を開発し続けています。 KDE KOM/OpenParts 総合ドキュメントテクノロジーは 開発者が最新のテクノロジーを組み込んだ質の高いアプリケーションを迅速に作成することを可能にします。