いろいろな言語、各国語のキーボードのためにkikbdはキー1つあたり文字を4つまで入力できるキーボードマップをサポートしています。 例えば、ロシア語のキーボードでは'Q'キーで小文字のi、大文字のI、小文字のq、大文字のQの、4つの文字を使えます。はじめの二つが各国のキーボードマップの文字で、あとの二つが変更後の文字です。
変更後の文字を打ち込むには、まずkikbdの設定で特別のAltスイッチを設定する必要があります。 詳しくは個人設定のセクションを御覧ください。 通常、一番目の文字は修飾キーを何も押さずにタイプすれば出ます。二番目の文字はShiftキーを押しながら、三番目はAltスイッチを押しながら打てば出せます。 四番目の文字はAltスイッチとShiftキーの両方を押しながらタイプします。
この文書の執筆時点で、20以上のキーボード定義ファイルがkikbdに含まれています。
もしあなたの言語のキーボードがないならば、各国語のキーボードを新たに作るを参照してください。
国際化キーボード「個人設定」は、kcmikbdコントロールセンターのモジュールを使い、あなたのkikbdのランタイムの設定をすべて含んでいます。 KDEコントロールセンターのモジュールのプログラムkcmikbdを使って、個人設定を作ったり変更したりできます。 kikbdかkcmikbdは初めて起動した時にデフォルトのシステム設定ファイルをあなたの個人設定にコピーします。
kcmikbdを起動するには、設定かKDEコントロールセンターのメニューから「入力デバイス」を選び、さらに「国際化キーボード」を選びます。 kikbdを起動するにはシステムメニューから「国際化キーボードレイアウト」を選択します。