ツールバーのPreferencesボタンをクリックするか、メインメニューからPreferencesを選択すると、このダイアログが開いて、Caitooの様々なオプションの設定が可能になります。
aitoo がサーバーへのログインに失敗した場合は、ログインの試みを中止して、しばらくしてから再試行するようスケジューリングを行います。そのためには、インタバル─reconnect after X minutes(再接続までの時間X分)およびnumber of retries(再試行の回数)を設定してください。
ダウンロード中に接続異常が発生した場合は、Caitoo は関係のあるすべての転送処理を自動的に中断して(エラーのため)、再開します。(ただし、すべてを再開するわけではなく、可能なものだけを再開します。そうでないものは中断されるだけです。)
これが設定されていると、Caitoo は、ユーザへの確認なしに転送処理を再開します(通常は、上書きするか再開するかを質問するダイアログが現われます)。転送処理を再開できない場合は、ダイアログが現われます。
受信可能な時間で、ここで設定された時間が経過した後はデータの受信はできません。Caitoo は動作をいったん中断してから再開します。2つ目の値は、再開不可能な転送ファイルに対するものです。もちろん、この値は1つ目の(再開可能なものに対する)値より大きな値とすべきです。
ここでは、インターネットへの接続の種類を設定することができます。この設定は、Caitooがオフラインモードを自動的に起動/解除するために必要なのです。これは、ダイヤルアップ接続を使うユーザにとってきわめて有用な機能となるでしょう。
この機能をうまく使うためには、インターネット接続に使っているネットワークインタフェースを知っている必要があります。
常時オンラインにしておくことが確実なら、コンボボックスでPermanent を選択することができます。これを選択すると、Caitoo は接続のチェックを行わず、ユーザが常時オンラインになっているものと考えます。ただし、マニュアルでオフラインモードを起動することは随時可能です(下記参照)。
他の種類の接続を利用しているユーザは、他の設定をしたい場合もあるでしょう。 自分の使用しているネットワークのインタフェースの種類は、ユーティリティのifconfigを使うと簡単に調べることができます。
下記は、そのシェルの単純な出力例です。
lo Link encap:Local Loopback inet addr:127.0.0.1 Bcast:127.255.255.255 Mask:255.0.0.0 UP BROADCAST LOOPBACK RUNNING MTU:3584 Metric:1 RX packets:128 errors:0 dropped:0 overruns:0 TX packets:128 errors:0 dropped:0 overruns:0./configure |
最初にloという2つの文字が表示されています。これは“loopback interface”を略したもので、ほとんどのシステム上で常時稼働しています。インターネットに接続していないときの出力は、おそらくこの図のようになるでしょう。インターネットに接続すると、たとえばppp0あるいはsl1で始まるエントリがこれに加わります。前者は「PPPインタフェース番号0」、後者は「SLIPインタフェース番号1」の略です。これで接続インタフェースの種類が分かりますから、それをコンボボックスに設定します。
Caitooをオフラインモードにしたいときはこれをオンにします。このモードでは、Caitoo を使って、実際には何もダウンロードしていない状態で転送ファイルのリストを作成することができます。この機能は、オフラインでブラウズしながら転送ファイルリストを作成するのに便利です。この機能にはクイックアクセス用のツールバーボタンも用意されています。