The K Desktop Environment

Chapter 4. KWrite の設定

Selecting Settings->Configure KWrite from the menu brings up the Configure-KWrite dialog box. This dialog can be used to alter a number of different settings. The settings available for change vary according to which category the user chooses from a vertical list on the left side of the dialog. By means of three buttons along the bottom of the box the user can control the process. She or he may invoke the Help system, accept the current settings and close the dialog by means of the OK button, or Cancel the process. The categories Colors, Indent, Select, Edit, and Spelling are detailed below.

4.1. 色

このセクションは下で説明する 5つの異る色設定 を扱います。 各々の設定はそれぞれに対応するボタンをクリックすれば変更できます。 これらのボタンは、現在の色設定を表示する特別に横長のボタンになっています。 各ボタンをクリックすると色選択ダイアログが表示され、そこで設定を変更できます。

色選択ダイアログボックスは、色の選択を便利でグラフィックな方法で行えるようになっています。 ダイアログボックス左上の矩形は色スペクトラムを表示しています。 そのすぐ右に、明度のレンジを表す垂直のバーがあり、一番下が最も暗く、一番上が最も明る点になります。 この2つのコントロールを適宜クリックして色の調整が出来ます。 左上の矩形をクリックして、赤、緑、青の組合せを選択し、右の垂直バーで明度を選択します。 様々な色の特性は、数値化されてスペクトラムのボックスの下にある小さな幾つかのテキストボックスに表示され、色を調整する都度、その数字が変化するのが見えるでしょう。 これらには原色の組合せ(赤、青、緑)に加えて、色相(hue)、彩度(saturation)の組合せも含まれます。 また、ユーザは代わりに、これらのテキストボックスに直接値を指定することもできます。 ダイアログボックス下中央にある矩形には、現在の設定での色が常に表示されるようになっています。 この表示の右に HTML: というラベルのついたテキストボックスがあります。 ここには、WEBページで広く使用されている、特定の色を指定するための HTML コードが表示されています。

上記に加え、色選択ダイアログは、デスクトップや他のプログラムで現在表示されている色をキャプチャーすることもできます。 スポイトのアイコンの付いたボタン(ダイアログボックスの右端にあります)をクリックすると、マウスカーソルの形が十字型に変化します。 この状態でもう一度クリックすると、マウスカーソルの下に表示されている色が取得されます。

更に、カスタム色に追加 と書かれたボタン(現在の色を表示しているボックスのすぐ上にあります)をクリックして、ユーザ毎の "カスタム色" のパレットに色を追加することが出来ます。 これは現在の色をカスタム色パレットに追加します。 このパレット及び他の使用可能なパレットは、ダイアログの右上パレットのすぐ上にあるドロップダウン選択ボックスで見ることができます。 カスタム色パレットだけでなく、幾つかの作成済みパレットへアクセスできます。

背景

KWrite の背景の色を設定できます。

文字の背景

テキストを含むドキュメントの領域の背景に使用される色を設定します。

選択

これはドキュメント内の選択された(またはハイライト表示された)テキストを表示するのに使用される色を設定します。

見付かったもの

検索 の結果見つかったテキストを識別するために使用される色を指定します。

選択領域 + 検索

上記のように見付かったテキストだけでなく、選択されたテキストにも使用される色を指定します。