このモジュールは、KDEデスクトップ全般で共通に使用される設定を変更するものです。
このモジュールは2つのタブからなっています。 それぞれ、 デスクトップ 及び 外観 とラベルが 付けられています。
デスクトップタブは3つのセクションに分かれます。: デスクトップ アイコン/メニュー, マウスボタン, 及び パス名です。
このセクションには3つのオプションがあります。:
このオプションを有効しているとき、 KDEは、デスクトップ メニューの "アイコンを並べる" を選択されると、 デスクトップ上のアイコンを スクリーンの 左端に縦に並べて配置します。 逆にこのオプションが 無効の時は、アイコンはスクリーン上端に横に並んで配置されます。
このオプションを有効にすると、隠しファイルがデスクトップに表示されるようになります。 普通は、これは単にデスクトップを散らかすだけのことでしかありませんが、 もしあなたが、頻繁に隠しファイルやフォルダを使うのであれば、便利でしょう。
![]() | 隠しファイルの削除や修正は慎重に行って下さい。 多くのファイルは、設定ファイルであり、コンピュータの正常な動作の基本になるものですので。 |
このオプションは、デスクトップ上端にKDEデスクトップメニューを表示するかどうかを決めます。
マウスボタンセクションでは、デスクトップ上(ウィンドウが何も無い領域)で、 マウスの各ボタンをクリックされたときの挙動を設定します。
![]() | 全てのマウスが3つボタンである訳ではありません。 2つボタンマウスでは、"中ボタン"の代わりに、 右 と 左 のボタンを 同時に押します。 |
2つのマウスボタン毎に、下記のオプションを選択出来ます。
クリックしても、なにも起きません。
全ての仮想デスクトップのサブメニューを表示します。 各仮想デスクトップの下には、そのデスクトップ上に現在あるウィンドウが表示 されています。ここで選択すると、KDEはそのデスクトップへ移動し、選択されたウィンドウ にフォーカスを与えます。
KDEコマンドサブメニューを表示します。 このメニューから、アイコンを作ったり ブックマークを編集したり、 切り取り/貼り付けや、ヘルプの表示、コマンドの実行、 KDEの設定、アイコンの並べ替えやスクリーンのロック、そして KDEからのログアウト等が出来ます。 メニューの内容は、その時のKDEの状態に応じて変化します。
アプリケーション メニュー ("K メニュー") を表示します。ここからアプリケーションを開始できます。
このセクションではデスクトップファイル、ごみ箱ファイル、 及びAutostartファイルの場所を設定します。 各パスを変更すると、自動的にファイル自身も移動されます。
![]() | これを読んだからと言って、みだりにパス名は変更しないで下さい。 誤った設定の入力よって、システムが正常に使えなくなる事もあります。 |
外観タブは6つのオプションを持っています。
デスクトップ上のテキストのサイズを設定します。選択肢は大、中、小の3つです。
このオプションは、デスクトップで使用される書体を決めます。 ドロップダウンボックスで、選択して下さい。
このオプションで標準の(ハイライトされていない)テキストの色を選択出来ます。
このオプションで、ハイライトされたテキストの色を選択出来ます。
有効にしておくと、長いファイル名は折り返されて複数行で表示(ワードラップ)されます。 無効にすると、長い名前は、後ろが切捨てられて表示されます。
デスクトップ上で、ファイル名に下線を表示するかどうかを決めます。
この節は Mike McBride <mmcbride@ematic.com>によって書かれた。