ktalkdを使うにはトーククライアントが必要です。ほとんどのUNIXシステムにはテキストベースのトークがあります。your_usernameにトークして、トーク要求を受け取った時にどうなるか見てください。留守番機能についても同様のことを行ってみてください。自分自身にトークして通知を2回無視すると、留守番機能が作動します。
KDE用のグラフィカルインタフェースを備えたトーククライアント、ktalkがあります。これはまだKDEパッケージに加えて出荷していませんが、 ftp://ftp.kde.org. にあります。これは ftp://ftp.kde.org/pub/kde/stable/latest/apps/network内にあります。
通知ダイアログボックスは大したものではありません。答えるか無視するかだけです。
設定ダイアログは、他ユーザー(あるいは他ホスト)への転送を設定する以外はかなり簡単だと思います。
完璧なものはありません。どれにも長所 (+) と短所 (-) があります。
FWA : 通知だけを転送します。直接接続です。お勧めできません。
(+) 発信者が誰かはわかりますが、
(-) 発信者はあなたからの通知に答えなければなりません。煩わしいです。
(-) 今いる場所に留守録機能がない場合には使わないでください。(留守録機能は通知を出しませんから、混乱します。)
FWR : すべての要求を転送します。必要に応じて情報を変更します。直接接続です。
(+) 発信者にはあなたが不在であることがわかりませんが、
(-) あなたにも誰が発信者であるかがわかりません。わかるのはユーザー名だけです(「Wintalk@my_hostからのトーク」を参照するかも知れません)。
FWT : すべての要求を転送してトークも取り次ぎます。直接接続ではありません。
(+) 上と同じですが、あなたと発信者が互いに直接接続できなくても(たとえばファイアウォールがある場合でも)動作します。
(+) トークに答えたときに発信者が誰だかわかります。
(-) しかしFWRのように、通知では相手のマシン名がわかりません。
つまり、ファイアウォールがある場合(ktalkdが両方のネットワークにアクセスできる場合)にはFWTを使えばよいし、それ以外の場合にはFWRを使うといいでしょう。