Kデスクトップ環境

7.3. Cut/Copy/PasteとClipboard

"clipboard"とは、最近のワープロ使用者にはなじみ深いものだと思います。これは、コンピューターのメモリの一部に存在する 一時保存用の空間です。あなたの文書から"clipboard"に"Cut"又は"copy"することができます。その後、文書の別の部分に移動し "paste"することができます。

clipboardの最も一般的な利用法は既に入力済みのテキストを、別の場所や文書に移動したりコピーしたりすることでしょう。

This concept is probably best described with an example.

これをするのに、まずは例文ではじめます。

"The big, red fox jumped over the lazy dog."

マウス、又はキーボードを使い、文節 "big, red" を選択してください。

メニューバーより Edit->Copy を選択するか、 ショートカット Ctrl-Cを実行。

これにより選択されたテキストはclipboardへコピーされました。

カーソルを "lazy""dog" の間に持ってきてクリックしてください。

メニューバーより Edit->Paste を選択するか、ショートカット Ctrl-Vを実行。

その結果、文章は:

"The fox jumped over the lazy big, red dog"

7.3.1. Copyコマンド

"Copy"コマンドは4通りの方法で実行できます:

"Copy"コマンドは選択さればテキストの部分に関してclipboardへコピーします。原文は何の影響もありません。

7.3.2. Cutコマンド

"Cut"コマンドは3通りの方法で実行できます:

"Cut"コマンドは選択されたテキストをclipboardに移動します。選択されたテキストは、ドキュメントから削除されます。

7.3.3. Pasteコマンド

"Paste"コマンドは3通りの方法で実行できます:

"Paste"コマンドは、clipboard内のテキストをカーソールの現在位置に挿入します。clipboardに影響はありません(そのため、 pasteコマンドを繰り返し利用することが可能です)

注意

もし、文書に反転表示されている部分が無い場合、"Paste"コマンドは現在カーソールがある場所にテキストを挿入 します。

もし、"Paste"コマンドが実行された際反転表示された部分がある場合、選択されたテキストはclipboard内の内容と 置き換えられます。

忘れないでください。1つのドキュメントに制限されているわけではありません。1つのドキュメントから"Copy"(又は"Cut")した場合、別の ドキュメントに"Paste"することができます。