Kデスクトップ環境

5.53. システム通知

KDEは、他のアプリケーションと同様に、問題が起こったとき、タスクが完了した時等 何かが起こると、ユーザーに情報を表示する必要があります。 KDEはユーザーに起こったことを知らせる為、何種かの"システム通知"を使用します。

このモジュールでは、各イベントを、KDEがどのように知らせるべきかを設定出来ます。

このパネルは、ユーザーに通知すべきイベントの大きなリストからなっています。 このリストはツリー構成になっていて、目的のイベントが探しやすくなっています。

通知方法を設定するには、以下のようにします。 先ず、グループをクリックして、サブグループを開きます。 更にサブグループをクリックして、その下のサブグループを開き、目的の 通知に至るまで開いて行きます。

目的の通知を見付けたら、それをダブルクリックします。

すると4つのオプションが表示されます:

ログファイルに出力

KDEは、通知をファイルに追加します。 このオプションにマークすると、このモジュールの一番下の欄で、 ログを出力するファイル名を入力出来るようになります。 欄の右にあるfolder をクリックすると、ファイルシステムを 参照して、目的のファイルを選択することが出来ます。

音を鳴らす

この通知が有効になると、KDEは音を鳴らします。 このオプションをマークすると、このモジュールの一番下の欄に、 鳴らすサウンドのファイル名が入力できるようになります。

欄の右にあるfolder をクリックすると、ファイルシステムを 参照して、目的のファイルを選択することが出来ます。

folderボタンの右にある矢印ボタンとクリックすると、指定したファイルの 音を聴いてみることができます。

注意

現在は、.wavファイルしか再生できません。 将来のリリースでは、他の形式も使えるようになるでしょう。

メッセージボックスを表示

メッセージボックスをスクリーンの中央に表示してユーザーに通知します。

標準エラー出力

通知は標準エラー出力に送られます。

ティップ

1つの通知に対し、オプションは幾つでもマークできます。4つのオプションの如何なる組合せでもOKです。

5.53.1. 著者

このセクションは Mike McBride によって書かれた。