Kデスクトップ環境

第 4章使用法

ktalkdを使うにはトーククライアントが必要です。ほとんどのUNIXシステムにはテキストベースのトークがあります。your_usernameにトークして、トーク要求を受け取った時にどうなるか見てください。留守番機能についても同様のことを行ってみてください。自分自身にトークして通知を2回無視すると、留守番機能が作動します。

KDE用のグラフィカルインタフェースを備えたトーククライアント、ktalkがあります。これはまだKDEパッケージに加えて出荷していませんが、 ftp://ftp.kde.org. にあります。これは ftp://ftp.kde.org/pub/kde/stable/latest/apps/network内にあります。

通知ダイアログボックスは大したものではありません。答えるか無視するかだけです。

設定ダイアログは、他ユーザー(あるいは他ホスト)への転送を設定する以外はかなり簡単だと思います。

4.1. 転送方法を選択する

完璧なものはありません。どれにも長所 (+) と短所 (-) があります。

FWA : 通知だけを転送します。直接接続です。お勧めできません。

FWR : すべての要求を転送します。必要に応じて情報を変更します。直接接続です。

FWT : すべての要求を転送してトークも取り次ぎます。直接接続ではありません。

つまり、ファイアウォールがある場合(ktalkdが両方のネットワークにアクセスできる場合)にはFWTを使えばよいし、それ以外の場合にはFWRを使うといいでしょう。